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ニヤマ ③タパス

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タパス(修行) タパスとは努力を続けること。 タパスとは山にこもって厳しい修行することではなく、普段の生活の中でより良く生きていく為に諦めずに努力を重ね、精神を鍛錬していくことです。 淡々と努力することで、その熱意が叶い、悪癖が取れ、いずれ目標に到達することでしょう。前向きに努力した熱量だけ成功に近づきやすくなるのです。 肉体のタパスとしては断食。言葉のタパスは愛のある言葉を話す。心のタパスは決めたことを続けるという情熱。 朝起きること、家族のために食事の支度をすること、他者のために働くこと、目標に向かって勉強すること、生きていくこと自体が修行と愛による力のようですね。 より良く生きるためにタパスを重ね、その過程を決して見せびらかすことなく、他者に押し付けることもせず、謙虚に習慣づけ、内在しているネガティブな性質を燃やし尽くして行きましょう。そうすることで、あらゆる制限から解放され完全なる自由を手にすることでしょう。 タパスとは耐え忍ぶ意味合いもあります。「なんで私だけが?」「めんどくさい」などのネガティブな感情を見つけたら、一息吐いて、清涼な空気を吸い込むイメージで息を吸ってみましょう。呼吸を意識的に繰り返しているうちに、生命エネルギーが行き渡り、気持ちも晴れ晴れとして行きます。  タパスを実践して、他者に誠意を尽くしているうちに、心が浄化され、あるがままを受け入れられる度量が身に付いて行くのです。 どんな山があろうとも諦めずに、謙虚に前を向いて歩いて行きましょう。

ニヤマ ②サントーシャ

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 サントーシャ(足るを知る) 現状を受け入れる。満足する。 条件付き(他者、物質に依存)の幸せは長く続かず、しかも反作用がある。我欲から離れたところに幸せがある。 心の性質として、休むことなく常に活動しています。熟睡している時だけ、心は活動を停止します。目覚めた状態で、心の動きをみてみましょう。かたときも、じっとしていられないのに気づくことでしょう。 激しく心が彷徨い不安定な時は怒りや恐怖となり、虚無感を抱いた時には、心のエネルギーが枯れパワー不足となります。 まずは、呼吸を深くして落ち着きを取り戻し、事象をただ眺めます。 冷静になればなるほど、気付きが起こり、道が開かれてゆくことでしょう。 心が落ち着き鎮まり、純粋になった時、至福で満たされます。真我は至福そのものといわれています。真我を覆っているエゴを捨て、謙虚に神聖なるものに意識を向けてみましょう。 マントラを唱えて心のお掃除をしてみると、曇りが取れて、心の視界が晴れ渡ります。 否定せず争わずにあるがままを受け入れることをサントーシャといいます。 コロナ禍の今、曇りのない目で現状が、捉えられるならば、過度に恐れることなく、冷静な判断ができますね。 いつでも、どこでも、なにがあろうともサントーシャを実践することで、落ち着いた態度で安らぎの中にいられることでしょう。

ニヤマ ①シャウチャ

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         シャウチャ(洗浄) シャウチャとは身体と心を清浄に保つことです。 日本人は毎日お風呂に入る習慣がありますので比較的、身体を清潔に保てているのではないでしょうか。 むしろ細菌、ウィルスを恐れる余り、過剰な消毒などにより抵抗力が弱まることが気掛かりです。 細菌、ウィルスの感染予防にもジャラ ネーティ(鼻うがい)をお勧めします。 お椀を使って、塩、ぬるま湯でお手軽にできます。 毎日続けることで、粘膜の浄化をしつつ、強化にも繋がります。ただし個人差もありますので、自分に合う方法を見つけましょう。 身体は産まれてから長いお付き合いです。 常に様々な体験を身体を通して行っています。 感謝を込めて身体を綺麗に気持ち良く保ちたいものです。 身を清め、心も浄化しましょう。 心の浄化にはカパラバッティが有効です。 カパラバッティの呼吸法で、心のお掃除をしましょう。終わった後は心身共にスッキリと、肯定的な態度が身に付きます。 心を純粋に保つ努力をしましょう。 そして最後は、エゴ、プライドを減らして行くことです。 比較する心、競争心、「こうあるべき」などの自分を主張する意識が弱まることにより、本来の自分である真我が輝き始めます。 華美な装飾は取り払い、簡素に清らかに世界との調和を図りながら生きることで、多くの命が輝き出すのではないでしょうか。