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6月, 2020の投稿を表示しています

インスピレーション

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心を最良の友にするにはどうしたら良いのだろうか? まずは心を穏やかにすること。 心を穏やかにする方法は? 呼吸に意識を向けてみる。 すると、今、どんな呼吸をしているのかが分かる。 緊張が高いとなかなか息を吐くことができない。 そういった時は身体を緩めてあげる。 呼吸筋が働き出して息が吐けるようになってくる。 息を吐くとどうなるの? 副交感神経が優位になり心が落ち着いてくる。 心が穏やかに落ち着き、心のさざ波が静かになるほどに、真理に近づく。 迷いや妄想が消えて、インスピレーションが湧くようになる。 このインスピレーションが強い味方となってくれる。 心を良く観察し、心の本質を理解して、心を辛抱強く躾け『心を最良の友』となるよう育てる。 最良の友は最良の気付きを与えてくれる。

目覚め

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ヨーガで心の性質を学ぶまでは、全くの無知でした。 感覚が直ぐに対象に結びついては苦い思いをしていました。 以前までは、心とは親切心などの温かく善良のものだと思い込んでいました。 でも、改めてよく見ると、普段の心はかなり落ち着きがなく、イライラ、カリカリ、喜んでみたり悲しんでみたり少しも落ち着きをみせることなく、浮き沈みを繰り返していました。 そして親切心でしたと思っていたことが、実は利己的なものだったということが多々あったのです。 今までしてきたヨーガとは、アーサナとプラナヤーマです。 呼吸に合わせて身体を動かすことにより、身体がほぐれて滑らかになりなんともいえない境地で、身体が軽くなって心がすっきりと晴れ渡るのでした。 そして、何か不調があるたびに、断食をして治していました。 それが50歳を境にして効かなくなったのです。 ひどい花粉症に悩まされ、挙句の果ては首まで痛めてしまい、何をしても効果はありませんでした。 激痛から逃れたい一心で、「心は同時にいくつものことを捉えることができない」という性質を思い出し、何か没頭できるものを探してみました。 それは直ぐに見つかり、手作業を開始しました。 お陰で、裂織り、染物、ドライフラワーにお茶碗といろんなものが出来上がりました。 そして痛みはというと、それが、手を動かしている間は鎮まっていたのです。 このことで、「心は一つの事しか捉えることができない」ということがよく分かり、結果、集中することの大切さを学んだのです。 そして感情面からみてみると、イライラしたり嫌なことがあると痛みが増し、自然豊かなところでゆったりしている時は、痛みが軽くなっているのです。 まるで痛みは心のリトマス試験紙のように反応して、いかに心のさざ波を沈めるか、これが非常に大切なことを識りました。 この経験をもとに、あちらこちらへと飛び回る心を穏やかにして、一点に集中させ、自分と外界の隔たりを取り払うことで、高い次元へと繋がり本来あるべき方向への軌道修正ができたような気がします。 これはまさにヨーガの目指すところ「チッタ・ブリッティ・ニローダハ」ここに集結されるのでした。 心のさざ波に気付き、それを鎮めて止滅する方法が、ヨーガの中にちりばめられているのです。 今回の身体のトラブルは、自分は

コロナ禍にて

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この度のコロナ禍で、対面でのヨガ活動はお休みさせて頂き、オンラインに切り替えて取り組んでおります。 当たり前にできていた事が突如できなくるという未曾有の事態に直面し、できる限りの手は尽くしてみたものの、やはり時代の大きなうねりと自然の摂理に抗うことは難しいと感じています。 これまでの活動を一旦休止し、多くの方々のご協力のもと、オンラインヨガをスタートいたします。 ITが大の苦手である私に、根気強くデジタルツールの利点を教えてくれた友人、Zoomのインストールなど環境づくりを手伝ってくれた息子たち、多くの助けを受けながら、どうにかスタート地点に立つことができました。 先日、そのZoomを使い、知人のハーブ店オーナーにカード占いをしていただきました。そこで出たメッセージは「teacher」「浄化」「自分の殻を破る」でした。 そしてその晩、オンラインでヨガを教えて欲しいというご要望の声を頂いたのです。 ヨーガの学びは一生涯つづける気持ちを持っていますが、今後の指導スタイルについては正直迷いがありました。まさか自分がオンラインでヨガをするとは、夢にも思っていませんでした。この転身振りに、私自身が一番驚いています。 すべては天の采配です。 この春、スマホに機種変更すると利用料が安くなるという理由で、泣く泣く使い慣れたガラ携を手放し、遅ればせながらスマホデビューしました。そのiPhoneによって、今は多くの方とつながることがきています。 人生、何が幸いするかわかりません。だからこそ万全を尽くし、後は天に任せる。 また、「災い転じて福となす」の言葉通り、折角のchanceを自分の力に変えていきたい。そして、ヨーガを通して実りある人生を歩めるのなら、我が人生に悔いはナシです。 オンライン・ヨガへの移行にご協力頂き、ここまで導いてくれた方々に深く感謝申し上げます。 対面でのヨガに戻る日はまだ先のことかもしれませんが、オンラインで距離を超えて繋がることができています。 そして使い方次第では、デジタルという枠を超え、しっかりと結びつくことができることを実感しています。 今後も、ヨーガの恩恵を一人でも多くの方々とシェアできることを願っています。 ご興味のある方は、いつでもお気軽にご連絡ください。みなさまとつながれる日を心待ちにしています。