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ニヤマとは

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                          心を穏やかにする方法。 ヤマは外部との調整をとり、ニヤマは内部調整をはかり心に平穏をもたらします。 「シャウチャで心と身体を浄化して曇りが取れると、自然に幸福感が湧き起こり、サントーシャが身につく。不断の努力でタパスを実践し、スワディヤーヤで真実を学んでいくうちに、祈念する対象が現れ、イーシュワラ プラニダーナに結びつく。」 ヨーガを学び深めていくと、混乱が減り幸福感が増し、出会うべき人、もの、教えがタイムリーにやって来ます。 それを周波数が合う。とか、シンクロニシティという言葉で表現することもありますが、我々一人一人に内在するものが、意識の集合体の中の一つであるならば、当然のことなのかもせれません。 人間であるならば、ヨーガのテクニックで永遠なる至福を手にするチャンスが与えられているといわれています。 ニヤマの実践で、自身を浄化して、欲張らずに、真実を学んでゆくうちに、自然と神に対する親愛が芽生えてくるのだと思います。 神というのも宗派により、崇める神も違ってきますが、 ヨーガでの神様の概念は少し違うようで、とても大らかな考え方で、 その時々、ご縁のある神様。 出会う神様。 あらゆるところに神は存在するとの教えから、例え、壁の一点のシミでも、それが神様と思えるならば、それを対象としてもよしとする傾向があるようです。 不断の努力で心の調和を図りましょう。 そして、心の平和を築いてゆきましょう。

ニヤマ ⑤イーシュワラ プラニダーナ

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 イーシュワラ プラニダーナ(祈り) 自分が信じている神様に祈りを捧げること。 エゴを取り払い、大いなるものに自身を明け渡すこと。 するべきことは淡々と受け入れてこなし、あらゆる努力をして、後は信じて大いなるものに委ねましょう。 祈りの力は絶大です。信じるものは救われるの言葉通り、諦めずに努力を重ねた数だけ、信じる力も平行して養われ、それがいづれ祈りに変わり、到達できるのだと思うのです。 心を純粋にして祈りを捧げましょう。

ニヤマ ④スワディヤーヤ

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                      スワディヤーヤ(自己学習) スワディヤーヤとは聖典(バガヴァット ギーター、ヨーガスートラ)を読んだり、ベーダンタ哲学などで本性(真理)を学ぶことを指します。 真理を学ぶには、絶対の信頼がおける師から学ばなくてはなりません。暗闇で迷子にならないために。そしてとんでもない結果を招かないためにも、安心して学べる場が必要です。 今現在、様々な学びのある中、どこで誰と出会い、どのような学びをするのかは、前世のカルマによるものが大きいようですが、真摯に真実を追い求めるのならば必ず扉は開かれて行くのだと思うのです。 「我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか」この学びこそがスワディヤーヤと理解します。 深淵なる学びを体得するには、心を平穏に保たなければ真理は得られません。 自己との調和を保つテクニックがヨーガの教えに散りばめられています。 遠くにあるものを追い求めるのではなく、既に自分の中にあるものを見出して、それを磨いて生かして役立てましょう。 永遠なるものと変化するものを識別をして、囚われの身から解放されましょう。